6歳の長男が一人で読めそうな本を探していて、まずは自分で読んでみました。
2巻には2話収められていますが、クリスマスのお話が印象的でした。兄弟が次々とツリーを見つけて持ち帰ったために、家に飾りきれなくなって、誰かにあげに行きます。でも孤児院でも病院でも刑務所でもすでにツリーもプレゼントも足りています。最後にようやく気の毒な境遇の人たちを見つけて、彼らにツリーをあげて、さらにプレゼントもし、皆で幸せを感じた、というもの。「慈善」に対する考え方がヨーロッパでは違うんでしょうが、私はちょっと馴染めませんでした。
兄弟が留守のうちに、両親が地下室に隠しておいたクリスマス・プレゼントをツリーの下に運ぶという記述があるので、サンタクロースを信じているお子さんに読むには注意が必要かもしれません。