私はとても大好きな絵本だったので、さっそく娘たちに読んであげたら、表紙の怪しい3人を怖がってなかなか読みすすめようとはしませんでした。
その後、ようやく下の子が5歳になった時に、「これこわいの?おもしろいの?」と興味を持ってくれるようになりました。
内容に関しては正直、盗んだお金で人を幸せにしても、子どもたちはどんなふうに感じるかな〜と不安に思いましたが、案の定、「ほんとうはわるいひとたちだよね?」と最後まで不思議そうな顔をしていました。
私は大人になってから出合った絵本だったので、このダークなおもしろさを気に入っていましたが、純粋な子どもにとっては、理解できない部分もあるのかもしれません。