ずーっと読み継がれているこの作品、私も子どもの頃読みました。黒ずくめの三人ぐみがラッパ銃とこしょうふきつけと真っ赤なまさかりを持って強盗に行く姿は、子どもながらに怖くて怖くて、後半の心温まるお話はほとんど印象に残っていませんでした。
でも、今、息子のために読んでみて、この作品の深さに気付くことができました。
すてきな三人組が盗んだ一番の宝物は、きっとみなしごのティファニーちゃん。だって、彼女のおかけで、三人組もたくさんの子どもたちも幸せになることができたのですから。
一番の宝物は、子どもたちなんだよ。
そんな優しいメッセージがこめられた作品だと思います。
これからも、ずーっと読み継いで行きたいですね。