保育園では本当にたくさんの絵本を読んでもらっていますが、その中で、娘が4歳の頃、特に気に入っていた1作です。どんな本?と聞くと、一生懸命教えてくれるのですが、まだ上手に説明することができず、私がわかったのは「どろぼうの話。でも最後は優しくなる」ことくらい。表紙だけは見たことがあったのですが、暗い色調でちょっと怖い感じだったので、なぜ娘のお気に入りになったのか、とても不思議でした。で、実際読んでみると・・・
こわーい泥棒三人組。馬車を襲い、財宝を奪い、隠れ家にため込みます。ところが、ある晩、襲った馬車に乗っていた孤児のティファニーちゃん。その出会いが三人組の運命を変えていきます。孤児を集め、素敵な街を作り上げた三人組。
意外な展開に驚きです。こわーい泥棒さんのお話が、こんな素敵なお話になってしまうなんて!娘が好きになったのも納得です。心があたたまる作品でした。