ひとつの種を植えたら大きなかぼちゃに成長して、かぼちゃの飛行船に乗って冒険するというストーリーは面白いです。
原作はきっと夢のある素敵なお話だと思うのですが、訳がなぜか古典的で子どもには分かりづらいようでした。
娘はこくごを習い始めたばかりの小学校一年生なので、「なんで『たのしい』じゃなくて『たのし』なの?」と質問され、説明に戸惑いました。
リズム感を付けたかったのかもしれませんが、『たのし』を覚えてしまうと混乱して正しい表現が出来なくなるでは?と不安を感じました。
ラストの場面は
いるかいないか わからない
ふしぎなくまを のせながら
ぷっくらこぉ ゆったりこ
と終わっています。
絵本なので楽しくくまが冒険した様子で普通に終わっても良かったと思うのですが…いるかいないかわからないくまの話となっています。何か深い意図があるのでしょうか?
私も娘も状況が理解出来なくて、不思議な終わり方でした。