白黒の版画絵ですが、優しい雰囲気の絵です。
エッツさんの描かれる版画絵は、柔らかさが感じられるので大好きです。
前半ほのぼのとした繰り返しの内容ですが、結末は教訓めいています。
子供のゾウさんが井戸に落ちてしまいます。
助けようと綱を引く動物が1匹ずつ増えていきます。
最後にちっぽけなねずみが手伝おうとすると、みんながバカにして笑います。
しかし・・・ねずみが1匹加わるとゾウさんを助けだすことができました。
5歳の息子に読みました。「次は〇〇が助けに来るよ!」と予想しながら、とても喜んで聞いていました。
3歳から小学生くらいまで、楽しめるのではないかと思います。