戦争のもたらす悲しさ、辛さ、理不尽さ...。
北海道の孤島で平和に暮らしていたきつねの親子が生きようとする姿や、親が子を守ろうとする姿を通して戦争がいろんなものを奪っていくいかに残酷なものかを改めて感じ胸が痛みます。
ラストの、きつね桜が咲き誇る丘で“ちびこ”の赤いリボンを見つけたおじいさんとおばあさんの立ち尽くす姿に、たくさんの思いが交錯し、5年生のクラスで読んでいて声がふるえてしまいました。
戦争は昔のこと?
今も世界には戦争をしている国があって、たくさんの人が家族と離れ離れになったり体も心も傷ついています。
人だけじゃなく動物や草木だって泣いています。
戦争はいけない!
みんな仲良く暮らしたい!
みなさんの一人ひとりがそう願うことで世界平和は絶対に実現できると私は信じています。
長いお話だったけど心をこめて読みました。
最後に、「ちゃんと聞いてくれてありがとう。」
の言葉を添えて一礼。
大拍手でした!