「おまめがだいきらい」な娘に豆を食べさせるため、
「アイスクリーム食べていい」などという甘い誘惑で必死になる母の話・・・。
だんだんと膨らむ条件に、わが娘と「大丈夫なの?」と言いながら読み進めました。
ページをめくる手を休めることなく読み進めるとそこには
すごいというか、ありがちなオチ・・・。
思わず娘と大笑い。
そして思い出したのが、私の母のこと。
私の母は、キライな食べ物を食べないことを
「それを食べなかったからって死ぬことないし、いいんじゃない」といったスタンスの人でした。
母はセロリが大嫌いで「この食べ物があふれてる世の中で、何も嫌いなものを無理してまで食べなくても」なんて言ってましたし・・・^_^;
でも、世の中のお母さんは、なかなかこう達観はできないよなぁと
この本を読んでなお、わが母の特異性を垣間見た気がしました。
とてもリズムよく読めるのと、「おまめだいきらい」という主人公の表情が絶妙です!!