ゆかいなゆかいなおはなしシリーズが気に入っていて息子と読んでいます。
この作品で17作品でしょうか。どれもおもしろいです。
最初はよくわからなかったのですが、読み進むうちに今までに読んだ韓国の「うさぎのさいばん」、「恩を忘れたオオカミ」などによく似ていると思いました。
あとがきを読むと、民話なのでよく似たお話があっても不思議ではないなあと思いました。
読むと、脚本になっているので、このまま劇としても使えそうです。
あとがきには、劇として使う場合のアドバイスもあるのが嬉しい配慮だと思いました。
人間が他のものたちからどのような風に見られているのか、人間に対して批判的であるところ、見方が一面的でないのが、おもしろい民話だと思います。
民話によって、何がおじいさんを助けてくれるのかが違うのも見どころだと思います。