先に「おにいちゃんは世界一」を読んで、お兄ちゃんとお留守番するところがあるので、息子が「これも同じだ」と言いました。
パパとママが二週間の外国旅行に出かける間、ぼくとお兄ちゃんは、親戚の家で過ごすことになりました。
息子に一番受けたのは、アーネおじさんからされた腹を鍛えるという話。ぼくはそのお話を聞いて腹を鍛え始めますが、息子もこれを読んで、腹を鍛え始めました。強くなるというのは、男の子にとっては魅力なんだろうなと思いました。
私は、お兄ちゃんがぼくの髪の毛を短く刈りすぎるお話に、笑ってしまいました。田舎暮らしの新鮮さや、従妹のグン・ブリットとの交流が微笑ましかったです。
小学一年になる前の夏休みのお話で、息子は小学一年生ということもあって、親近感がわくお話のようでした。
この本と同じ経験をしたことがなくても、ウルフ・スタルスの作品には子どもの頃を思い出して、初めて読んだお話でも懐かしく感じることがあります。