恐竜好きな息子のために借りてきました。
前に「きょうりゆうが学校にやってきた」を読んで息子が気に入っていたこともあり、息子も前のお話をよく覚えていました。
このシリーズに出てくる恐竜は怖くなくて、どこか憎めない感じがすると思います。
始まりがスーパーに客をとられた商店街のお店のお話なので、切実さと現実味がありました。
トムはイグアノドンの子どもとお馴染みさんだったわけですね。
危険性はなくてかわいい恐竜でも飼うとなると別モノという思いが大人としてはしますが。
お店のPRに一役かう恐竜がけなげでかわいらしいと思いました。
大人の思いとトムの思いが交錯する楽しい読み物だと思います。
どちらも気持ちもよくわかります。息子も大好きです。ぜひトムと恐竜の最初の出会いを読んでみたいと思います。
幼年童話としてもおすすめです。