表紙を見ただけでは対象年齢がわかりませんでした。
荒井良二さんのイラスが好きなだけに、これはかなり残念です。
(対象年齢は一応小学校中学年くらいらしいですが)
偕成社の「おたのしみクラブ」というシリーズから出ている1冊です。
ビルの屋上で釣りをしていたおじいさん。一体あの人は誰だったのでしょう?
個人的には、ココナッツをメインにしたお話より、あの釣りをしているおじいさんとの主人公・とびらとの出会いや会話をもっと書いてほしかった。
不思議なココナッツをめぐって、いろいろ楽しい展開をする物語ですが、ココナッツの去り方も微妙だったし…。
場面場面はいろいろ面白かったのですが、1つのストーリーとして、
子どもたちに薦めたいか?と聞かれたら悩んでしまいそうです。