祖父が戦争中に体験した「大地」という所を捜しに行った圭。
圭はジャングルで迷いながら「大地」にたどり着く。
そこでは、大きなドングリがいて、おなかも減らず、穏やかに暮らせると知る。
圭はその世界に引き込まれていく。
圭もドングリになってしまうのだろうか。。。
とても不思議なお話で、大人が読むとちょっと怖さを感じます。
ドングリになれば、ずっと悩みのない生活が送れます。
しかしそれが本当の幸せと言えるでしょうか。
今の子どもたちは、なにか壁にあたると逃げたいと思う子が多いようです。
このお話を読んで、自分だったらどうするか話し合うと、わが子の心がちょっと見えるように思えます。
息子はドングリにはならないと言ったので嬉しかったです。