綺麗な絵とタイトルに惹かれて借りてきました。
見たこともない町を想像するのはすごく好きなので自然と手が伸びていました。
転校してきたばかりの女の子に、お友達がどんな町だったのか聞いてきます。
遠い町を思い出し新しいお友達に話す女の子。
その様子を見ていた息子は「○くんと似てるね。」と。
転校ではないけれど、入学を期に新しい町で新しいお友達とスタートした息子と女の子の状況はよく似てるかも。
それと・・・私も。
懐かしくそして恋しい遠い町。
親しみを持とうとしている新しい町。
戻りたい気持ちもいっぱいあるけれど、不思議と今の町にも愛着がわいてきてる。
なかなか上手く言葉では説明できない気持ちが私の中にあるんだけれど、それが上手く描かれていた絵本でした。
女の子の複雑な気持ちと自分の気持ちが同じです。
もしかしたら、息子も同じなのかも。
「新しいお友達とあの町を見たい。」と願う女の子に起きた出来事が幻想的で自分の思いも乗せて読みました。
息子に仲のいいお友達ができたら、一緒に思い出の町で遊ばせてあげたいな^^