いわゆるペロー童話「ながぐつをはいたネコ」です。
が、ブーツと訳されているだけあって、三銃士のようなブーツをはいたネコが登場します。
精彩なユーモアあふれる表情のネコの挿絵に、大きな字で長く感じさせられません。
見返しは金! 表紙の色合いといい中世のヨーロッパっぽ〜い装丁でおもしろかったです。
こんな話でしたっけ。私は、騙される王様がバカだなぁ〜と思って読んでいたのですが、娘はいわゆる「ウソ」をついてのしあがっていくネコに、憤ってプンスカいっておりました。
正義感あふれるお年頃には、愉快痛快とはいかなかったようです。
こんなネコがうちにも欲しい、なんてことを考えるのは大人だけのようですね。
残り物には福があるというか。やっぱり三人目がうまくいくのですね。長子生まれは不満です〜。