エリック=カールさんは、命を大切にされているのがこの絵本でよく分かりました!
訳者のゆあさ ふみえさんの言葉にもありますが うけつがれる いのちのすばらしさ 命は 巡っているのだという 輪廻の世界のようにも思えました(仏陀の世界観を思いました)
ちいさな タネが かぜにふかれて とばされています 仲間のタネと一緒に・・・・
なかまのタネは 燃えてしまったり 氷の山に落ちたり 海に落ちたり
さばく 鳥やねずみに食べられたり ふみつぶされたり
いろんな形でなくなってしまうのです 一つとして同じものはないのです
それは 万物のもの すべてに当てはまるものです
人間はもちろん 一人一人の人生は違います
作者は そんな 深い思いを このような カラフルナ絵で 美しく表現して すごいな〜!
一番小さな タネが 生き残り おおきな 花をさかせました!
「こんなに大きな花は、 だれも 見たことがありません
まるで大男の庭に さく 花のようです。」
あまりの 誇張におかしさがこみ上げます たまたま 小さなタネが花を咲かせたのですが・・・・
そして また タネが風に飛ばされて 命がつながっていく不思議さに感動します!
いのちは 受け継がれていくのです!
深く心に残る絵本でした!
子供たちも この命のつながりをかんじてくれたらと思いつつ・・・・