なんとまあータイトルからして“せかいいちおかしい”だなんて!いきなりみずからハードル上げてるなって感じですが。
どれどれ、どんな風に世界一なのかなと茶化すように借りてきたのですが
なかなか面白い!娘にもウケがいいです。
いろんなところのレビューをみるとスキャリーおじさんの絵本が「なつかしい」だとか「子どもの頃よく読んだ」とか書かれているのでかなり昔からある絵本なんでしょうね。
邦訳されている絵本はそんなにたくさんないのですが欧米では200点くらいあって
すごくお馴染みの絵本らしいです。
どうやら日本では英語塾のテキストなどに採用されていたようです。
私は初めて読みました。
『おしゃべりパン』『ついてない一日』『るすばんをおねがいね!』『ああっ、あぶない!』
『オナオシさん』『ウサギのつまずきくん』『マーフィーじゅんさとバナナどろぼう』
『うっかりウサギのラビットさん』『おまちかねのてがみ』・・・の9編からなる連作短編集。
・・・と言っても大判の絵本なのでオールカラーで楽しいですよ♪
この絵本しか読んだことはないのですがスキャリー氏の絵本は大抵ビジータウンという町の人々(動物たち)を中心にいろんなお話を展開しているようです。
コマ割りはされていないけれど1ページにいくつもの場面が描かれてあって
4コマ漫画風に“おかしいおはなし”は進んでいきます。
ついてない一日が朝から寝床に入るまでとことんついてなかったり、
うっかりウサギのうっかり度があり得ないほどだったり
あまりにお話の展開がドタバタでオオゲサなのでノリがMr.ビーンとかドリフに近いです(〜_〜;)
イラストも緻密でコミカルなので娘はずっこけながらギャハギャハ笑っています。