「おかあさん、今日は何の日だか知ってる?知らなきゃ階段三段目」と意味深な歌を歌いながら登校してしまうまみこちゃん。お母さんは、歓談の三段目に、手紙を見つけます。「ケーキの箱をごらんなさい」とまたまた意味深な文字が。そして、ケーキの箱には、また手紙・・・。
お手紙の宝探し。なんだか、読んでいて、私もワクワクしました。まみこちゃんの宝探しに、ちゃんと付き合ってあげているお母さんも、とても素敵だと思います。理想のお母さん。
でも、最後に明かされる、今日は何の日・・・。この結末は、読み聞かせして、ちょっとしまったと思ってしまいました。お誕生日とかならさらっと読めたかもしれませんが、読んでいて、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。
この作品は、息子にではなく、私の両親に送りたい作品です。