自分の出産の時、友達に同様の本をもらって感激したので、同僚に赤ちゃんができた時、私もお祝いに贈りました。我が子が主人公の絵本なんて、他人から見れば「親ばかテイストどっぷり」のこっぱずかしい代物かもしれませんが、「あの日」を思い出し、初心に返るには最高の絵本です。
贈り先に届いたのは産後3か月頃だったのですが、ちょうど夜中も眠れない日々が続いていたらしく、「生まれたばかりの赤ちゃんを手にして読むと、胸がいっぱいになって思わず涙が出ました。色々頂いたお祝いの中で、最も心に残りました」と喜ばれました。
うちでは娘もすっかり口が達者になり、こちらも思わずカッとなることも多いですが、時々この本を開いては、小さな命を初めて抱いた日の感動を思い出しています。今では娘も、自分で読んでうれしそうにしています。子供って、自分が生まれたときのお話って大好きなんですよね。そうやって、自分がどんなに愛されて生まれてきたのかを再確認しているのかもしれませんね。