娘の3歳のお誕生日に、この本を選びました。世界に一つしかない、自分が主人公の絵本は、きっと大きくなっても思い出になるだろうと思います。(まず絵本が届いたときに私たち両親が喜びました。笑)絵本の入っている箱もとてもきれいで、特別な包装はしてもらわなかったのですが、十分素敵でした。
3歳になったばかりの娘には、お話の内容は少し難しかったようです。なので、全文をきちんと読むのではなく「あ、くじらだー!」とか「一緒にペンキ塗ろうって!楽しそうだねぇ。」などと話をしながら読みました。娘は自分でページをめくりながら「ペンキぬるー♪」と真似をしたりして、最後まで飽きずに読み終わりました。終わったらちゃんと箱にしまって「また読んでね」。何度も見ているうちに、お話の内容もわかってくるのではと思います。
娘が一番よろこんだのは、表紙をめくったところにひらがなで書いてある「○○ちゃんへ」に自分の名前があったこと。それから「ちちとははより」と書いてあったこと。(我が家は「パパ」「ママ」ではなく「ちち」「はは」と呼んでいます。)ひらがなは全部読めるので、一文字ずつ指でおさえながら読んで、「わぁ、○○ちゃん?」とにっこり。自分が絵本の主人公になっているという感覚はまだないようですが、これからが楽しみです。自分のためだけに作られた、世界に一つの絵本、ということがわかるのは いつかなあ。