『MARS IS』が原題。
NASAが打ち上げたロケットに搭載されたHiRISE(高性能宇宙カメラ)によって、
2006年から入手できるようになった火星の様々な写真をもとに構成された作品。
写真に映し出された画像から、火星に地質なども解説してあります。
通常、単調な解説になりがちですが、
まず、特徴を端的に示し、印象的なキーワードのように解説してあるのがわかりやすいです。
ドライアイスって、二酸化炭素の氷ということも、再認識。
地球に似ているところ、微妙に違うところなど、知識がどんどんアップデートされていく感覚です。
加えて、まさに自然現象ですが、アートのような魅力があります。
隕石によるクレーターは、まさに宇宙の世界を体感させてくれます。
写真というリアリティを通して、地質ってすごい、を体感できると思います。