「妖怪一家九十九さん(10) 妖怪一家の時間旅行」 みいのさんの声

2021年7月10日の新月の晩、九十九さん一家は岩戸平へピクニック…のはずが、突然江戸時代にタイムスリップしてしまいます。

異次元への扉が開いた理由は、3つの時代で7月10日の新月が重なったから…。
なんだかロマンチック。
ウェブサイトで月の暦を確かめたらその通りで、さらに興味深くなりました。

1作目からの登場人物に関して、伏線を回収する感じの終わり方が良かったです。
大好きなシリーズもこれで最終巻なのでゆっくり読むつもりが、面白くてイッキ読みでした。
また、6年前の絵本ナビのインタビュー記事を改めて読み、富安陽子さんの作品の魅力を再確認しました。