山に住む動物たちは、人間たちがやってきて山里に住むようになり、どんどん山奥に追いやられてしまいました。おとうさんとおかあさんが人間につかまって、ひとりぼっちになったくまさんは、ひとりぼっちの子どもたちを、自分の子のように世話をし、決して、ひとりぼっちにはさせませんでした。
泣けました。くまさんの子どもたちを思うやさしい気持ちが、思いもよらない行動をおこさせてしまいました。こうなったのも、もとはといえば、人間のせいなんですよね。同じ命を持つ人間と動物が、一緒に生きていけるように、努力しないといけないと改めて思いました。