壊れて心臓が動かなくなり、捨てられたロボット。
そこに1匹の青い小鳥が。
青い小鳥は南の国に行かなくてはいけないと言うので、ロボットは君を寒さや嵐から守ってあげる、と一緒に行くことにしました。
ようやく南の国に着きましたが、ロボットは動かなくなってしまいました。
今でも青い小鳥はそのロボットの願いどおり、むねに住み続けているのです。
ロボットと青い小鳥の心の交流がとてもステキです。
読んだ後は余韻に浸れます。
大人でも十分、楽しめる絵本です。
もしかしたら子どもよりも、若干大人向けかもしれません。
デイヴィッド・ルーカスの温かみのある絵がほんわかとした気持ちにしてくれます。