前作とは違って、人間の、女性のおっぱいのアップばかりなこの本。
前作同様、「おっぱい、おっぱい」と連呼するこの本。
でも全然嫌な感じはしないのです。
お母さんも、お父さんだって、すぐに恥ずかしがらずに読み聞かせできるようになると思います。
お兄ちゃんが、弟に「おっぱい=ママ」をとられちゃって、すこーし寂しい気持ちになる…「でも僕はお兄ちゃんだから!」…そんな気持ちが、繰り返しの「おっぱい」の中ににじみ出てきます。
もうすぐお姉ちゃんになる、卒乳済みの我が子。
おっぱいに未練はなさそうだけど、もしかしたら赤ちゃんが飲んでるのを見たらやっぱり思い出しちゃうかも?
そんな気持ちで読み聞かせています。
そういう複雑な親心を知ってか知らずか、十数冊借りてきた本の中で、これが今回1番のお気に入りです。