平均4ページくらいで1話が構成されているので、スピーディーに読み進められます。
各話の文や絵はいろいろな方が担当されています。
5歳のこどもに、外国のおもしろい話を探していて、探しあてた本ですが、善悪のはっきりしない物語や絵本の単調な展開に飽きていたのか、この本ではじめてふれるイソップの教訓が新鮮なようでした。
イソップの話の持つ教訓を理解するのはまだ難しいのかな?と疑問でしたが、すっきり短くまとまっているので読みやすいし、5歳のこどもには展開がわかりやすく、大半理解できました。
本を読み終えた後、裏表紙に各話の挿絵がタイトルと一緒に一覧になっていますが、絵をみながら話を選んで「これ読んで」とリクエストしてきました。
表紙には3歳から…と記載がありますが、短いので十分読み聞かせにはなると思います。
うさぎとかめ、ありときりぎりす、よくばりな犬、北風と太陽、しょうじきな木こり(金の斧 銀の斧)ほかが収録されています。
本を読み終えて、親子で、話の展開や絵から会話がふくらみ、成長を感じた本です。
長い電車移動の際、持ち歩きましたが、空いた車内で大活躍しました。
お勧めの1冊です。