話題になったCMを元にした絵本ということで図書館で借りてきました。
手描き風の柔らかい線で、丁寧に黒を表現しています。その柔らかさのせいか、見守る大人や子どもたちのおかげなのか、まっくろの世界は、そんなに怖くありません。
主人公の男の子には、はっきりと見えているようなのです。
理解してあげよう。何より見守ること、子どもを信じることが大切だよね。なんて、アレコレ考えながら読み聞かせていると、長男が一言。
「よかったね。この子はここに来たかったんだね」
そうか…それくらい素直でいいんだな。と考えさせられました。