絵描きのネズネズが、目についたものをそれぞれ一つの絵の中に描いていくのですが、ただ並べて描いていくのではなくて、それぞれお話のようにつながっているのが素晴らしいです。
想像力豊かに描けば、身近な何気ないものでも、どんどん魅力的に世界が広がっていくという、絵を描く楽しさが伝わってきました。
絵を描くのがあまり得意ではない息子には、常々、上手くかけなくても、絵を描く楽しさを分かってくれるといいなと思っていたのですが、息子は、このお話をとても興味深く見て(聞いて)いて、途中から、「僕もここでパンを食べたい。そしてパン屋の横にもう一つお店をつくる〜。」とすっかり絵(お話)の中に入り込んでいました。
こうやってどんどん絵の世界が広がるとステキですね!