幼稚園の頃から、「ねずみくんのチョッキ」シリーズが面白いと言っていましたが、1年生になった6歳の娘が自分で借りてきました。
このねずみくん、もうチョッキは貸してあげないと決めたけど、へびくんには同情的になったり、他の動物にはちょっぴり意地悪な顔をしたり、とってもリアリティのある表情が子どもを惹きつけるのかな、と思います。
子どもだって「誰にでも優しく、なんでも譲ってあげる」なんてできないものですよね。
少しいじわるな気持ちも、優しい気持ちも、いろんな気持ちが子どもにとっても共感できる絵本なのだと思います。