表紙がふだの絵だったので、息子と「またぶたのお話だね。佐々木マキってぶたが好きなんだね」と話をしました。
野原に捨てられた飛行機に乗り込んだぶた5匹が空を飛ぶと牛が窓から覗いています。これは飛行機が飛んでいなくて窓から牛が覗いているだけかしら?と思ったのですが、やはり牛が飛んでいました。
次は玉ねぎが、次は子どもたちと先生が飛んでいます。息子は「そんなのあるわけないじゃん」とツッコミを入れながらでも楽しそう。
私はひょっとして無重力の世界に迷いことだのかしら?と思ったのですが、どうもそうではないみたい。その後もいろいろな物が理由もなく飛んでいます。
あまり深く考えなくてもいいのかな?
オチは「おとうさんですよ」のオチを連想させるものでした。不思議で楽しい佐々木マキワールドが堪能できる本です。でも、ストーリー性のある本を好まれる方には向かないかもしれません。