広大な北海道での夏の一日の様子が描かれています。
きょうから、夏休み…
わたしは、家に続く畑の道をいちもくさんに走る。
そして、ひとり、りんごを持って、かくれがの納屋にまっしぐら…
とってもうらやましい夏休みの一日です。
北海道の野菜農家、スケールはでっかいんだろうなあ。
お手伝いの人も加わっての忙しい収穫をしている一方で、わたしはなんてぜいたくな時間の過ごし方をしているのでしょう。
納屋で、いろいろな発見をしながら、想像の世界はどんどん広がっていく。
読みながら、繊細な絵を眺めながら、女の子の心に寄り添い、いっしょに懐かしさを共感することができるでしょう。
そして、これからの夏の日々を期待させてくれます。