川端誠さんの落語絵本シリーズ その12。
息子も娘もこのシリーズが大好きで新刊がでるのを楽しみにしています。
今回の『ときそば』は、なんと言っても、
前半と後半の男を見比べるのがとっても楽しいのです。
することは全く同じなのですが、
勝ち組と負け組みとでもいいましょうか、
上手くごまかした者(儲けた?)とごまかしに失敗した者(損した?)。
しかも損した者はそばもサービスもまずかったと悪い事だらけ。
落語本来のオチも楽しいのですが、
人物の表情や2人の言葉が最高に盛り上げてくれます。
息子はすぐお金の勘定をして、どんだけ儲けたか損したか計算して、
「一文っていくら??」って真剣に聞いてきました。