10人のきこりが10本の木を1本ずつ切っていきます。1本ずつなくなっていくので、10が9、9が8と、数字の変化を楽しむことができます。と同時に、木がなくなる=自然がこわされていくというイメージを感じ取ることもできます。木を切ることによって、どのような状況が起こるのか。手に汗にぎる場面も用意されているこの絵本に、奥の深さを感じました。
数字を覚えたばかりの子どもたちにもぴったりだし、環境問題を考えるようになった子どもたちにもぴったりだと思います。もちろん、大人にも。0について考えるよい機会が得られました。