自分の名前がわからなくなるちびくんと、まわりのお友達とのやりとりが読んでいて、ふふっと思わずほほえんでしまうかわいいお話です。
ちびくん、友達の名前はちゃんと覚えているのに、自分の名前は忘れちゃってる!このファニーさがたまりません。お友達がちびくんの日ごろのようすについて少しずつ教えてくれることで、自分のことを少しずつ思い出していきます。思い出すというか、「自分ってこんなヤツなんだ。こう思われてるんだ!」っていう自分発見の連続なんだなあって思いました。
お友達から教えてもらえることで、友達からの優しさを感じ、さらに友情が深まっていく。そのようすを見ながら、こちらまで幸せな気分になりました。