え、自分の名前を忘れちゃったの?最近話題の若年アルツハイマーの犬なのかしら?このごろの絵本って、とにかくいろんなテーマを扱うから・・・とドキドキしながら読み始めました。
杞憂だとわかってホッと一安心。友だちが大勢いて、皆に愛されている犬だったのですから。自分のン名前を探してあちこち歩き回るうちに、自分の好きだったことをいろいろ思い出すのですが、それがかわいくて、ちびくんのファンになりました。名前がわかったときの表情もピカイチです。
この本は初めて読んだ時には、絶対もう一度最初から読むことになるのです。そんなしかけがにくいなあ。
工藤直子さんの訳が、流れるように読み易く。さらに、魅力を加えていると思いました。