「何この本!お母さんイヤな本持ってこないでよ!」
題名を見た息子の第一声。
どうして?? よくよくたずねてみると、
「どうせ僕が忘れ物ばっかりするチビだからだろう!」
ぷぷっと吹き出してしまいました。
もちろんそんな本ではありません!
忘れ物をしないようにねという本でもありません。
ある日茶色の子犬くん(ちびくん)が自分の名前を忘れてさあ大変。
「僕の名前はなんだろう?」友達にたずねてまわります。
みんなちびくんの普段の様子は覚えているのに名前だけは
思い出せない・・・。
子供たちが大好きな繰り返しで、訳がリズムよくとても楽しめました。
友達がいつもちびくんの様子を見ていてくれるんだなとほのぼのします。
最後にちびくんの名前がわかってホッとしました。
「僕は名前は忘れないよ〜」
読み終わったときには息子の誤解も解けニッコリでした。