お馴染みのぐりとぐらシリーズの1冊です。
物語は,ぐりとぐらが浜辺で拾ったビンに入っていた、手紙と地図がきっかけで進みます。
他の絵本ナビのメンバーの方もレビューで書かれていますが,お話の内容は大人にとって少し理解しがたい不思議なものですが,ぐりとぐらが泳ぎを教えてもらう場面が本当に楽しいと思います。
「くじらおよぎ」に「くらげおよぎ」など不思議な泳ぎ方は,とても愉快で,子供も喜んでいたと思います。
うみぼうずは,中川李枝子さんのスイミングスクールの先生がモデルだそうですが,全然怖くなくて,息子も少し拍子抜けしたような感じでした。(皆さんが考える「うみぼうず」のイメージとは全然違います。)
息子が5歳の夏の頃に読んだと思いますが,楽しそうに泳ぐぐりとぐらを見るだけでも,海水浴に行った気持ちになった記憶があります。