2年前のクリスマスに、弟夫婦からプレゼントしてもらったのですが、「ひらがなを覚えてから・・・」と思い、しまってありました。4歳になった今、初めて遊んでみると、びっくり。
ひらがなは、すべて書けるようになっているとは言え、どの札も数秒の速さで取ってしまうのです。ことわざの意味は、知らないもののほうが多いので(親の私でも、知らなかったものや、意味を間違えて覚えていたものも、いくつかありました・・・汗。)絵を見て取るというのは難しいのですが、日本のことわざというのは、端的な言葉で言い表されていて、リズムもいいので、何回か読むだけで、すぐに頭に入ってきて、ことわざと絵も自然と結びついていくようです。いもとようこさんの絵には、赤ちゃんの頃から慣れ親しんでいるためもあるかもしれませんね。
娘が、即座に覚えたのは、「くさいものにふたをする」と「へそでちゃをわかす」の2つ・・・絵札を見ながら、「おへそで、お茶を沸かす人なんて、いないよね〜!」と、笑いころげていました。ほかにも、「ねこにこばん」や「はなよりだんご」など、意味も同時に覚えたものや、「てんさいは わすれたころにやってくる」「らいねんのことをはなせば おにがわらう」のように、少々難しい意味のものでも、なぜか気に入って、すらすらと言い始めたものもありました。可笑しかったのは、「よいっぱりの あさねぼう」の札・・・娘が取ったにもかかわらず、「これ、ママにあげる。だって、ママ朝寝坊だから!」(反省。) かわいいな、と思ったのは、「とんびに あぶらあげをさらわれる」のことわざ・・・「この小鳥さんにも、子どもがいるんじゃない?きっと子どもが生まれたんだと思うよ。だから、あぶらあげをくわえて行ったんだよ!」そうかもしれないね! 娘と2人きりのかるた取りで、こんなに盛り上がるとは思いませんでした!!
数回遊んだ後は、娘が読み札を読んでくれるようになりました。