個人的に、こういう感じの不可思議で、わけのわからない存在・イスくんみたいなのって、大好きです。
なんか側にいるだけ癒されてしまう感じがします。
この森の動物たちだって
花の名前や雲の呼び名は知っているのに、自分のことを一言も話さず「くふふ」と笑ってばかりいるイスくんに癒されているのだと思います。
後、可笑しかったのは、ねこたちが(ねこたちなりの行為で)イスくんを動かしていて転んでしまった時だけ、
イスくんのお釈迦様のような表情が「びっくり顔」になっていた(もしかしたらなっていないかもしれないけど、そう見えました)のが笑えました。
楽しい絵本です。
小学校の低学年から中学・高校生でも、読み聞かせなどで読んでもらったら楽しく聞ける作品だと思います。