まほうつかいのポポちゃんシリーズの一つだそうです。
初めて読みましたが子供の素朴な疑問をうまく突いた絵本だと思いました。
おじいちゃんが家にくるのを待ちわびているポポちゃん。
「もうすぐ来るよ」とおばあちゃんに言われるけれど
なかなかおじいちゃんは来ない。
それからいろんな人から“もうすぐ”という言葉を聞かされるポポちゃん。
もうすぐ、もうすぐ・・・・って何にも起きないじゃない!!と半ばキレぎみ。
そのものズバリの言葉をよく娘から聞きます。
「遊びに行こうよ」という娘に
「もうすぐお掃除が終わるからそのあとでね」と私がいうと
「もうすぐってあとどれくらい?」と聞いてきます。
そしてしまいには「もうすぐ、もうすぐばっかり言って!いつ遊びに行くのよ!!」と娘に叱られてしまうのです^^;
確かに“もうすぐ”っていう言葉を親は頻繁に使うけれど
人によって状況によって“もうすぐ”の長さはマチマチですよね。
その辺のいいかげんさを素直に疑問として投げかけてくる子供って
時にはクドイよ〜と思うけれど凄くスルドイ指摘だなーと思っていたのでこの絵本には親の私も共感です。