「れいぞうこのなつやすみ」で、おもしろさを知ったことから、ひきつづきこの本を読みたくなりました。
今回も、関西弁による会話で、おもしろさが炸裂しています。関西人ではない私が読むと、ぎこちなく、おもしろみもやや欠ける。関西の方が読んでいるところを、ぜひぜひ聞いてみたいです。
ストーブが寒がりだったり、なぜか人間のように旅行に出たり、スキーに挑戦したり、そういった突拍子のない行動の連続が、笑いを誘うのですが、今回は、ストーブが男の子につぶやいたある言葉が、とても印象的でした。ストーブと男の子との固い友情が感じられる、とても感動的な場面でした。
幼年童話ですが、就学前のお子さんにもぜひ、読み聞かせてあげるといっしょに楽しめると思います。