ベンがプレゼントのはこをあけるとペンギンさんがはいっていました。しかし、ベンがいくら話しかけてもペンギンさんはなんにもいいません。
なんとかしてペンギンさんに反応してもらいたくて、こちょこちょしてみたり、くねくねダンスをしたり、さかだちしたり、うちゅうにうちあげたり……といろいろためしているときのベンの発想や表情や動きが微笑ましい。
よく見ると、反応していないペンギンさんの表情が場面場面によって違って見えます。この絵本を読む子どもたちなら気がついてくれるのではないでしょうか。
とてもシンプルな絵本ですが、子どもたちは想像力をいっぱいにふくらませて喜んでくれると思います。