谷川俊太郎が10代で書いたというこの詩を、息子の高校の合唱祭で知りました。
エキセントリックに熱唱する若者たちが、この歌のどこに高揚するのだろうかと考えたりしました。
タイトルそのものに、宇宙観、人生観が垣間みえる谷川俊太郎の世界です。
教科書でも取り上げられるこの詩から、若者たちは何を学び感じるのでしょう。
この絵本は多分、授業空間とは全く異なる塚本やすしさんの思考空間です。
どうしてラーメン何だろう。
どうしてラーメン宇宙でもがく自分は胎児のようであるのだろう。
でも、それが果てしなくスケールの大きな世界での、自分の存在感覚なのでしょう。
ひょっとして谷川俊太郎さんは、ラーメンを食べている時にこの詩が思い浮かんだのだろうか、などと思いながら味わいました。
読む人によって、様々にイジられること、谷川さんは喜ぶでしょうね。