優しい色合いのかわいらしいイラストに惹かれ手にとったら、大好きな児童書「黒ねこサンゴロウ」シリーズの作者、竹下文子さんの作品だったので、嬉しくなりました。
「いちばんいい馬を見つけてきた者に水車小屋を譲る」と言われ旅にでた3人の若者。いちばん年下のハンスが森の中で出会った三毛猫に誘われ、ねこのお城で働くことになります。
グリム童話ということでしたが、知らないお話でした。言い回しが優しかったり、カラーのイラストがたくさんあったりと、ちいさい子が一人で読めるように工夫されていて、とても読みやすいです。
かわいらしいねこがたくさん登場するのも楽しいです。