男の子は、特にパンツをはかず走り回るのが好きですよね。そんなお子さんにピッタリの絵本です。
パンツをはこうと片足を上げると、転んでしまうたつくん。「えい、パンツなんかはかないや」と外へかけだしてしまいます。すると、しっぽのある動物たちがおしりを見て笑います。
そこから、逃げ出したたつくんは、鳥のサギに出会い、片足で立つ真似をしますが、やっぱり転んでしまい、おしりは泥だらけ。
家に帰り、おかあさんに洗ってもらい、パンツを履くのですが、やっぱり転んでしまいました。でも、転んだまま、パンツもおかあさんが縫ってくれたズボンも履けたのです。そして嬉しくて、動物たちに見せに行くたつくんでした。
色々な方法で、自分の力だけで何かが出来た時の子供の表情は、いいものですよね。うちの子も、来年から幼稚園。自分で脱ぎ着出来るようになり、自信がついたようです。
失敗しても、いつかは一人で出来るようになる事を、この本は教えてくれます。