この本をいただいたときは、よく意味がわからないしつまらなそう、これがオススメって不思議...と思っていました。
でも何回か読んで、言葉遊びの本だと気づいてからは読むのが楽しくなってきました。とにかく読んでいて心地いいのです。
2歳の女の子に読んであげるとリズムが楽しかったようで、意味もわからずにケラケラ笑っていました。理解ができるようになった3歳の今では、生活に密着した一冊になっています。
バッタを見つけて「かえるがないてもばったがはねてもわらいっこなぁし」と言い、雨が降り始めると「おでこがおかにもあめがふる」と言い笑います。ちょっとした弾みでこの本のフレーズが口をついてでるようです。
朝起きて夜寝るまでの一日の様子が繰り広げられているので、寝る前に読み、本をゆっくり閉じながら「おやすみなさい。」と言うと満足して目をつむってくれます。
年齢に応じて楽しみ方が変わっていくようで、ますます活躍してくれそうな一冊です。