太宰治の有名なお話、「走れメロス」が、また読みたくなったので
図書館から借りてきました。
自分を信用して身代わりになってくれた竹馬の友”セリヌンティウ
スが、メロスを信じて待っていてくれるから、命が尽きても必死で
走り続ける気持ちが伝わってきます。そんなメロスにも、「途中
で一度、悪い夢を見た。君がもし私を殴ってくれなかったら、私は
君と抱擁する資格さえないのだ。殴れ。」と、事実を告白
したのに感動したし、セリヌンティウスも、正直に、「三日の間、た
った一度だけ、ちたときみを疑った。生まれて、はじめてきみを
疑った。」と、お互いなぐりあったのに、感動した私でした。
素直に相手に正直に話していることに、感動しました。親友に
信頼される人間にならないといけないなあと思いました。