「だめよ デイビッド!」の作者のクリスマスの絵本です。
まさに「クリスマスシーズン・お薦めの棚」から見つけてきました。
この絵本は、割とよくある「クリスマスをお祝いする」系のストーリーではなくて、
クリスマスの飾りつけをしているうちに、“一際美しく大きく、素晴らしく飾る”ことに火がついてしまったメリウェザーさんのある種失敗談的な話にしてあるところが面白かったです。
最近は少し落ち着いてきましたが、日本でもクリスマスの時期、
自宅の外壁などを煌びやかなイルミネーションで飾るのが、やたらブームになったことがありますよね?
さすがに今年は省エネや震災後の電力不足を懸念して、
あまりすごいクリスマスイルミネーションというのは大手企業でもやり方に気を付けているようですが……。
1度目に読んだときはストーリーばかり追いかけてちゃんと絵を見ていなかったみたいで……。
もう一度絵を見ながらゆっくり読み返したら、町のみんなや家族にいい迷惑をかけてしまった数々の飾りですが、ホントにとっても素敵だったなって、気づきました。
私は特に「はねる貴族」がよかった!
後、巨大サンタが出現する前のページで、さり気なく子どもたちに天使のコスプレさせているのに気付いた人、いますか〜。
一瞬飾りの人形かと思いましたが、この顔は自分の子どもたちですよね〜。
最後のページの「イースターエッグ」の飾りつけも、なかなかひょうきんなキャラクターたちで面白かったです。