長男が幼稚園くらいの頃からずっとお気に入りの絵本です。
小学2年になった今でも、本棚からひっぱりだしてきて読んでいます。
絵を描くのが大好きなくまさん。
森で絵を描いていると、うさぎの子がやってきました。
「くまさんが描いたりんどうの絵が欲しいの。家でねている妹に見せてあげたいから…」
くまさんはにっこり笑って、絵をプレゼントしてあげます。
こうして、色々な動物達がくまさんの描いた絵を、嬉しそうに持って帰ります。
ある日。
くまさんがゆりの絵を描こうとした時。
可愛いくまの女の子が顔をだしました、
とっても可愛くて、くまさんはどきどきしました。
もういちどあえるといいな。
そんなことを思いながら、数日が経ちました。
ある日。
「くまさん、くまさんの絵をくれませんか?」
声をかけられ、振り向くと…。
ほのぼのした絵と、優しい語り口調の文章がとても素敵です。
絶版なのか?入手が難しいようなので、是非図書館などで見て貰いたいです。
西村さんの詩も素敵ですが(いもとようこさんとコンビを組んで、「きりん」という詩の絵本もだされていますが)絵本での文章もとても柔らかく魅力的です。
くまさんの初恋になるのかな?
この本を読みながら、長男や次男の初恋はいつになるんだろう?と親の私がドキドキしています。
とってもおすすめです。