出掛けるのが億劫。だけど買い物に行かなきゃ。
こんな気分の中、せっかく出掛けたのだからと本屋へふらりと立ち寄り、この本に出会いました。
髪がくちゃくちゃだけど、歌手になりたい子をはじめ、それぞれの暮らしの中でままならなさを感じつつも、何かしらプラスの要素を見出だして生活する人々がそこにはいました。
私だけではなく閉塞感を抱いて今、生活をしている人は日本中にいるでしょう。
だけど待ったなしの現実の中で、月日だけはどんどん進んでいく。それならばせめて物事の明るい面を見つめて過ごしていくしかないのでは。
そのような思いを抱えつつ日々の生活を送る人へそっと寄り添ってくれるような本です。
子どもたちはこの絵本を読んで何を思うのでしょう。
その点も気になるところです。